憧れから親近感へ。感性的なブランドコミュニケーション
根も、葉も、茎も、花も、実も。
植物の全部からなる希少なエキスを取り入れた オーガニックコスメブランド「NEMOHAMO」。
背景には京阪グループのSDGsプロジェクトがあり、 製造から配送までの全過程で環境配慮を徹底しています。
東京・丸の内エリアへの直営店出店を控えたタイミングでブランドコミュニケーションをアップデートしたいとご依頼をいただきました。
知る人ぞ知るブランドというポジションにあった一方で、 より多くの方に認知されたいという課題がありました。
製品への共感を出発点としたクリエイティブで留意したのは、「思わず手に取りたくなる感」をどう表現するかということ。
製品づくりに関する信頼感は十分出揃っている状況で、小難しい説明と感じさせず、使ってみたいという衝動に転換したい。
誠実さと潔さ、植物の生命力や豊かさを感じさせるブランド観の中で 伝えるべきことをしっかりと伝えるための情報整理を行いました。
哲学を伝えるパートは、主要植物が育つ里山で撮影。 製品の魅力を伝えるパートは、都内スタジオで撮影しました。
明瞭なコピーワークでブランドの哲学や気骨を伝えながら、 印象的な写真とグラフィックで豊かな世界観を感性的に表現しています。
制作を担当したのは、ブランドブックとWEBサイトのABOUTページ。
ブランドブックは写真を贅沢に使い、ブランド観にたっぷり浸れるゆとりのある作りに。
WEBサイトではショートムービーを背景に配置し、
ブランドブックで確立した世界観をさらに拡張した表現にしています。